2018年3月17日土曜日

夫に描いた絵を見せたら、意外なリアクッション?!イラストの違和感を感じるときはチャンス!目線、奥行き、角度


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こんにちは、エリーです☆
こちらのイラストは実はアップされる前に、
いろいろなところで夫に指摘を受け、
あっちこっちの「手術」でなおしました。
そして、この以下になりました。



夫に見せたとき、最初のリアクションは、

「目はなんでカメラ目線になっているのか、その話について教えて」

とのことでした。





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カメラ目線?

「え?手に持っているものを見ているつもりだけど?」
夫は、
「うーん、僕にとってはカメラ目線になっているけどね・・・」
夫は、上のイラストのキャラクターのポーズをまねしてみて、
「手に持っているものを見たら、こうなるでしょう」






うむ、うむ。私は納得、確かに。
夫が話を続けました。
「で、顔の角度がこんな感じなのに、目線は手元にあるものを見ようとしたら…」



「…きつい…」

ですよね。

その体制であまりにも不自然な目線に納得した私は、
イラストの目線を私が納得行くまでなおしました。
(真ん中の黒い部分、目の光の反射や目の輪郭の部分)

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ふ~終わった。これでヨシと思いました。

夫は、しばらく私の絵を観察しました。
すると、
「この左手、なんとなく、お腹から出ていない?」

???

おなかからでていない?




ドーユーイミナンダヨ?

「左手とその袖は、胸当たりの色を同じなんだね。同じ平面にあるって感じだからかな。」

その言葉に、私はハッ!と。

夫は続けました。
「…よくよく見ると、これは不思議な絵だね…」

絵の世界はあまり無関係な夫は、とんでもない鋭い指摘をしてくれました。夫の言った通りです。私も自分の絵を眺めて、またまたすぐ納得しました。奥行のあいまいな状態になっていたので、さっそくなおしました。
左手の先般と後ろのリボンの片方(自分で気づいたところ)を紫系の色で薄くかぶせました。
「どう?」
「おお!奥行が出てきたね。」
ヨシ!これで終わ…
「でも、なんだかお腹から手がまだ出ているね。」

ナン . ダ . ト ?



私はもう一回自分の絵を眺めていました。



…悔しいけど、まだ出ていますね。

でも、実は意外とそれは大丈夫かもしれない!!(自分は何を言っているんだろう...)

自分で鏡に行って、同じポーズをしてみたら、
「ほら、やっぱり出ているように見えるんだよ!」

夫はそれに納得したものの、
「そっか、やっぱりしょうがないか。そのように見えるんだ。」

私は自分の絵に戻りました。

しょうがない。

どうやら夫が感じた違和感はまだ消えていないみたいでした。
私はそれにずっと気になって、自分の絵を眺めました。

眺めました。

眺めました。





・・・・・・・

わかった!

これじゃないかな、と思って、左手ごとの角度と長さを変えました。
多量なレイヤーを同時に自由変形、今更すぎる、うおおおおお、と思いましたが、
やる価値があったみたいでした。(...かな?)

「あ、さらによくなったね」
と夫の一言。

やっと…と思いました。

正直なところ、この絵を見て、違和感はあっちこっちまだ漂っているところですが、
この絵を終わらせようと決めました。
今、自分が気づいたことを次の作品に生かそうとこの幕を閉めました。

まとめ

自分の描いた絵はほかの人に見せると、自分で気づかない「違和感」を教えてくれる、あるいは気づかせてくれるときもあります。その人の絵の経歴に関係なく、あなたの絵に興味を持ち指摘したら、それに耳を傾けて参考にして、自分の絵を見直すとよいです。そして、次の作品に生かすとよいです。

最後までつきあってくださって、ありがとうございました!



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