こんにちは、エリーです☆
こちらのイラストは実はアップされる前に、
いろいろなところで夫に指摘を受け、
あっちこっちの「手術」でなおしました。
そして、この以下になりました。
夫に見せたとき、最初のリアクションは、
「目はなんでカメラ目線になっているのか、その話について教えて」
とのことでした。
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カメラ目線?
「え?手に持っているものを見ているつもりだけど?」
夫は、
「うーん、僕にとってはカメラ目線になっているけどね・・・」
夫は、上のイラストのキャラクターのポーズをまねしてみて、
「手に持っているものを見たら、こうなるでしょう」
うむ、うむ。私は納得、確かに。
夫が話を続けました。
「で、顔の角度がこんな感じなのに、目線は手元にあるものを見ようとしたら…」
「…きつい…」
ですよね。
その体制であまりにも不自然な目線に納得した私は、
イラストの目線を私が納得行くまでなおしました。
(真ん中の黒い部分、目の光の反射や目の輪郭の部分)
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ふ~終わった。これでヨシと思いました。
夫は、しばらく私の絵を観察しました。
すると、
「この左手、なんとなく、お腹から出ていない?」
???
おなかからでていない?
ドーユーイミナンダヨ?
「左手とその袖は、胸当たりの色を同じなんだね。同じ平面にあるって感じだからかな。」
その言葉に、私はハッ!と。
夫は続けました。
「…よくよく見ると、これは不思議な絵だね…」
絵の世界はあまり無関係な夫は、とんでもない鋭い指摘をしてくれました。夫の言った通りです。私も自分の絵を眺めて、またまたすぐ納得しました。奥行のあいまいな状態になっていたので、さっそくなおしました。
左手の先般と後ろのリボンの片方(自分で気づいたところ)を紫系の色で薄くかぶせました。
「どう?」
「おお!奥行が出てきたね。」
ヨシ!これで終わ…
「でも、なんだかお腹から手がまだ出ているね。」
ナン . ダ . ト ?
私はもう一回自分の絵を眺めていました。
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…悔しいけど、まだ出ていますね。
でも、実は意外とそれは大丈夫かもしれない!!(自分は何を言っているんだろう...)
自分で鏡に行って、同じポーズをしてみたら、
「ほら、やっぱり出ているように見えるんだよ!」
夫はそれに納得したものの、
「そっか、やっぱりしょうがないか。そのように見えるんだ。」
私は自分の絵に戻りました。
しょうがない。
どうやら夫が感じた違和感はまだ消えていないみたいでした。
私はそれにずっと気になって、自分の絵を眺めました。
眺めました。
眺めました。
・
・
・
・・・・・・・
わかった!
これじゃないかな、と思って、左手ごとの角度と長さを変えました。
多量なレイヤーを同時に自由変形、今更すぎる、うおおおおお、と思いましたが、
やる価値があったみたいでした。(...かな?)
「あ、さらによくなったね」
と夫の一言。
やっと…と思いました。
正直なところ、この絵を見て、違和感はあっちこっちまだ漂っているところですが、
この絵を終わらせようと決めました。
今、自分が気づいたことを次の作品に生かそうとこの幕を閉めました。
まとめ
自分の描いた絵はほかの人に見せると、自分で気づかない「違和感」を教えてくれる、あるいは気づかせてくれるときもあります。その人の絵の経歴に関係なく、あなたの絵に興味を持ち指摘したら、それに耳を傾けて参考にして、自分の絵を見直すとよいです。そして、次の作品に生かすとよいです。最後までつきあってくださって、ありがとうございました!
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